■ プロジェクト主旨 2000年11月21日

 
私たちはあくまでも犬たちの命と、犬と人の幸せを優先したいと思います。それに従った行動をできる限り効率よく、低予算で行いたいと思います。

生命の関わっているプロジェクトです。慎重な行動が望まれます。

このプロジェクトの推移を通して、個人、もしくは団体で飼育可能な頭数を単純に考えることなく、寿命やその習性を熟慮し細心の注意を持って所有するべきことを、知る人全てで再考する機会にしていただきたいと考えます。

無知、無計画、利益追求、我欲等において行われる繁殖が、結果的に人も犬も不幸にすることを再考する機会としていただければ幸いです。また、繁殖という作業がいかに重い責任を持つ作業であるかも併せて考えていただければと思います。

安易な発想による商業用犬の存在について再考する機会としていただければ幸いです。

里親探しという活動について、単純に貰い手を探すだけでは何も解決しないことを再考する機会としていただければ幸いです。

保護活動について、人任せにするのではなく、自分でできることを再考する機会としていただければ幸いです。

2万年もの長い間、人間と共に暮らしている犬。使役をこなすだけでなく、精神的な支えとなってくれている犬。家族と呼んで憚らない位置で、人と共に暮らす犬。
人はあらゆる部分で、彼らの存在の恩恵にあずかっています。
犬という動物が人間社会に対してどのような役割を持って存在しているのか、そしてその存在に対し人間として恥じない行動はどういったことなのか再考する機会としていただけたら幸いです。。