豪検疫情報

犬をオーストラリアに送るときには、オーストラリア政府検疫検査局(AQIS)発行の
輸入許可書が必要。
許可書がない場合は返送または処分されてしまうので必ず手続きをする。
オーストラリア到着後は検疫所で最低30日間の係留期間。

@持ち込み条件
・過去6ケ月以上日本で飼養されていたこと
・輸出以前30日間は検疫期間でないこと
・生後12週間以上であること
・妊娠6週以下または離乳していること
・持ち込み禁止種  アルジェンチーノ種、フィラブラジェイロ、土佐犬、ピットブル・
アメリカンピットブル、その他オオカミとの混血種や雑種など

Aマイクロチップ
 獣医師にAvid(R),Trovan(R),Destron(R)または、ISO規格のマイクロチップを
挿入してもらう。

B輸入許可の申請
申請から輸入手続きが終わるまでには時間がかかるので2ケ月以上の余裕を持って
申請する。
輸入許可申請書に記入後AQISに提出。申請書提出の時点でマイクロチップの番号が必要。
申請料金のA$60が支払われてから手続きが始まるので、支払いの詳細を申請書と
いっしょに検疫所に送付。
検疫所はシドニー郊外、メルボルン郊外、パース郊外の3箇所にあり輸入許可申請書は
引き取りに便利な検疫所を選んで提出する。
申請書のSection7に関しては日本は狂犬病の発生がない国として指定された地域なので
記入の必要はない。

検疫の費用(2001年7月1日現在)

輸入許可書申請料手続き

A$60
検疫書手続き  A$12
検査  (1頭)  A$68
書類審査(1頭)  A$30
輸送料(到着空港〜検疫所・時間内) A$95
     (         時間外)  A$120
預かり料金(1日当たり) A$16
その他の治療費・看護代金 飼い主負担


C輸入許可書
申請書提出後約2週間でAQISから輸入許可書が送られてくる。出発前にするべき
予防接種と検査が書かれている。許可書の有効期間は出発予定日から2ケ月。
犬を送る時にこの輸入許可書をいっしょに送る。

D輸入許可書を受け取ったら航空会社に犬を送りたい旨連絡をする。
全ての書類を取得した後でないと予約が出来ない航空会社もある。犬は貨物扱いになる。
通関手続きなどは引越し業者の国際貨物担当に連絡する。犬を入れるキャリアケースは
IATA(国際航空輸送協会)認定のものを使用する。

E獣医師、検疫官、公的検査機関
罹りつけの動物病院で動物証明書Aの記入をしてもらう。動物検疫所の職員である検
疫官が動物証明書Aの裏書きをして、動物証明書Bを作成する。ブルセラ症、エール
リッヒア病、レプトスピラ症の検査を公的検査機関に依頼するがオーストラリアの検
査機関で行うこともできる。

F予防接種
■輸入10ケ月〜14日前 予防接種
動物病院で下記の接種証明書を発行してもらう。ジステンバー、伝染性肝炎、パルボ
ウィルス、パラインフルエンザ、ボルデテラ(ケネル・コフ)、レプトスピラ病(任意)、
ポルデテラに関しては費用は飼い主負担でオーストラリア到着後の接種も可能。
予防接種はオーストラリアでの検疫期間中にも有効であること。もし検疫期間中に
失効した場合は費用は飼い主負担で再接種となる。
■輸出前45日以内 ブルセラ病、エールリッキア病
獣医師が血液サンプルを採取し政府認定の検査機関で検査をしてもらい、検査証明書
を発行してもらう。
■輸出前45日以内 (レプトスピラ病予防注射済の犬のみ)
予防接種をしている場合は渡航45日前に検査を受け2週間以上あけて2度目の検査
を受ける。検査は2回。伝染性疾病にかかっていない旨の
証明をしてもらう。
■輸出前21日以内 (レプトスピラ病予防注射をしていない犬のみ)
予防接種をしていない場合は必ず検査を受け伝染性疾病にかかっていない旨の証明を
してもらう。
■輸出前24時間以内 寄生虫駆除
エールリッキア病検査の血液採取から24時間以内に獣医師より外部寄生虫駆除予防
処置を受け、動物証明書Aに処置日を記載してもらう。
■輸出前14日以内
獣医師より内寄生虫処置を受け,動物証明書Aに処置日を記載してもらう。
■輸出前48時間以内
以前した外寄生虫処置の効果がなかった場合、再処置をしてもらう。
■輸出前48時間以内
動物証明書Aをよく読み検査を受ける。健康診断を受ける。動物証明書Aの記入をする。
記入が検疫官ではなく獣医師による場合は、検疫官のサイン、日付、スタンプ等
の裏書が必要になる。これは出国前の検査の時でも良い。
■輸出当日
輸入許可書、動物証明書A,動物証明書B、予防接種証明書、検査証明書(ブルセラ
病、エールリッキア病、レプトスピラ病)を空港の動物検疫所に提出し動物証明書A
とBに検査官が裏書きをする。
■オーストラリア到着後
到着が週末や祝日にかかる場合は事前にその旨を検疫所に連絡しておく。到着が週末
や祝日、また業務時間(8時〜16時)外の場合は空港での引き取りが遅れたり、時
間外の費用がかかるので出来るだけ避ける。
空港にはAQISのスタッフが迎えに行き検疫所に連れて行く。検疫所ではベットや
食事のほかグルーミング、クリーニング、バス、クリニックなどの設備も整ってい
て、検疫期間中は専門のスタッフが世話をする。
輸送中に使用された毛布やおもちゃは到着後は処分される。調理した食事、毛布、お
もちゃなどを持ち込むことはできるが、その場合はオーストラリアで購入したものに
限り、その旨を検疫所に連絡する。
事前に予約をすれば面会も出来る。